今日嬉しいことがありました。

「マカロン、全種類1個づつください。」とご注文いただき、箱詰めにしてお渡しする際、

「今までマカロンを好きじゃなかったお友達に、アンジュのマカロンを送ったら、『マカロンってこんなに美味しいの!?』って言われたんだよね。嬉しいから全種類、プレゼントしたくて…。」と言われたんです…。

あぁ、、、夢心地。幸せすぎる。

実は、シェフのマカロンのこだわりは、並々ならぬものがあります。

 

私も前は、あまりマカロンは好きじゃなかったのですが、20年近く前に、エルメのマカロンを食べたときの感動と、そして同時期に、ラデュレのバニラマカロンを名古屋で食べて、なに!?美味しすぎるんだけど… の衝撃で、美味しいマカロンは好きになりました。(世の中、美味しくないマカロンもありますので…。)

私が死んだら棺の中は「ラデュレのバニラマカロンでいっぱいにしてくれ。」とお願いしてしまったほど。

ラデュレのマカロン = エルメが独立する前にラデュレのシェフパティシエ

エルメ、やっぱりすごい。

で、最近、某コーヒーショップのレジ脇の 大きなマカロンを食べたときの、悪い意味の衝撃。

同じマカロンでも、全然違う。

 

どうせ作るなら、美味しいと思っていただくものしか作りたくない。とシェフ。

試行錯誤、 右往左往、

生地が悪いと、容赦なく、ごみ箱。(陶芸家?のように)夜明けのごみ箱は、カラフルなマカロンだらけの時もありました。

そして、今のマカロンになりました。

でも、常に、どうやったらもっと美味しくなるのか、考えています。エルメのマカロンを食べたときのように、また衝撃を受けたら、きっとまた悩みます。

 

↓下の写真はトリュフ味のマカロン。キノコのトリュフです。このマカロンを作ったら、今度はミルクチョコレートで上掛けして、チョコレートで包みます。

シャンパン、ワインに。チーズなどと一緒に、ぜひ気取ってカッコつけて食べてください。そんなマカロンです。

 

 

↓この写真はビターチョコレートでコーティングしていますが、悩んでミルクチョコレートに変更しました。

このトリュフマカロンは、ルーテシアの川上社長に連れて行ってもらったワインバーで食べたチョコレートにインスパイアされたマカロン。なので、川上社長にも送って食べてもらって、アドバイスいただきました。そして変更。

現在、トリュフのマカロンは、ジャンドゥーヤの香ばしさと、ミルクチョコレートのミルキーさと、トリュフの芳しい香りの3重奏です。