ケーキのこと

 

隠れた人気の「パリブレスト」

とてもボリュームたっぷりなのは、バナナをサンドしているからです。

(バナナが苦手でしたら、バナナ抜きになり、ボリュームダウンいたします。)

さくさくのリングシューは、スライスアーモンドをたっぷりまとっています。

アーモンドの香ばしさをプラスしたカスタードクリームと、あっさり生クリームをたっぷりサンドしました。

 

お店を開店する前、まだケーキ屋を開業しようなんて、考えていなかったとき、

パン職人だったシェフが、ホテル内の部署替えでケーキの部署になり、ケーキを作り始めた時、作ってくれたのが「パリブレスト」でした。

※シェフは、それまで、お菓子の勉強はしていませんでした。

 

パリブレストが、今まで食べたどのケーキよりも、美味しくて、

とっても大きなケーキだったのに、一人でペロリと食べてしまいそうになりました。

忘れられない味。

 

その時のケーキは、技術や見た目より、何より味のバランスがとても良かった。

「こんなに美味しいケーキが作られるなら、ケーキ屋さんになれるよ。」と。

ホテルで作っている〇〇っていうケーキ、自分だったらもっと違う風に作るんだけどな、とか…組合せをよく考えていました。

その頃から、シェフは、何かにとりつかれたようにお菓子のことしか考えていません。あれからもう30年近く経ちます。

今でもずーっと勉強、勉強です。

 

パリブレストは、とても懐かしい、思い出のケーキです。

 

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