猫のこと

一昨日の定休日、

私たち家族が20年以上通った、フレンチレストラン「ボンナペティ」さんのマダム(奥様)の、仏壇にお参りに、行って来ました。

新潟市東堀にあった「ボンナペティ」さんは、奥様の病気治療のため2019年7月に閉店しています。義父のコック仲間、親友のお店です。

 

2年前の2020年4月、コロナと言う未知のウィルスが、日本中に広まりつつあり、混沌とした状況でした。

 

ニュースで、芸能人の岡江久美子さんが亡くなったニュースが流れている中、

「ボンナさんの奥さんが亡くなった」と、

闘病中だった義父が、電話ではなく、わざわざ車で1時間半かけて、知らせに来てくれました。

電話で伝えるには、重い内容だから、直に伝えに来たと言っていました。

その義父も この7か月後、11月に患っていた病で亡くなりました。

なので、2020年は春から~年末まで、辛い悲しい気持ちと、コロナ禍の不安な気持ちが続いていた…と思い返しています。

 

命日の4月23日は、お参りができないので、4月20日の定休日に、白いバラを抱えて仏壇にお参りに伺いました。

思い出話を、ムッシュ(ご主人)と沢山した後、帰りの玄関先で「もらって」と言われて、手渡された風呂敷包み。

家に帰って風呂敷包みを開いてみたら、

涙。。。

「ボンナペティ」さんの入り口、レジ付近にずっと飾ってあった、白い大きな「招き猫」でした。

沢山の思い出と、いただいたお料理、会話…、頭と体の中を駆け巡るような感じ。

 

しばらく、ボンナペティの奥様と、義父の写真の前において置こう。

温かいタオルで招き猫を拭いたら、気のせいですが、猫が気持ちよさそうに見えました。

いつか、この招き猫をお店に置こうと思います。

 

現在、ウクライナのニュースを見ては、心が痛くて、、、、

当方の今年の2月22日のブログに、2022年2月22日の猫の日だから、

200年後の2222年2月22日も猫の日がありますように…と、記載してから、2日後に、ロシアのウクライナ攻撃が始まりました。

ありきたりだけど、代り映えのしない日々が、どんなに幸せなことだったのかと思います。