一昨日、実家の母から電話があって「鹿肉をもらって、カレー作ったけど要る?」とのこと。もちろん、もちろん、いただきます。
カレーを鍋ごといただき、そのまま温めて、食べました。昔からそうだけど、お肉を私のところにいっぱい入れてくれるのです。この鍋の中に、いっぱい鹿肉が入っていました。実家のカレーにはちゃんと肉が残っていたの?と聞きたくなるくらいです。
で、鍋を見て、びっくり‼
寿・ 〇〇 〇〇 と、結婚式の引き出物の鍋であることは認識できましたが、
その名前が、我が父と母なのです。
え~?!
母に電話で聞いたところ、一人暮らしの親戚が亡くなり、家を片づけに行ったら、この鍋が箱に入って、使わずに、そのままあったそうで、開けたら、自分たちの結婚式の引き出物だったと。
「そしたらね、名前が間違っているんだよ…。」良く見たら、父の名前が間違っていました。「50年以上経って、名前が間違っていることに気づくなんて、面白いよね」と笑っていました。
昔は鍋が引き出物だったんだ。そんな時代だったんだ。と思い、よく見ると、しっかり作られた鍋で、底は銅でした。煮込みにはとても良い鍋です。
大切に使わなきゃね、と母が言ってました。「名前、間違ってるけどね」
きれいに洗って、中に「肉たくさん入ってて美味しかったよ」と手紙を入れて、返そうかな。